靴もカラダの一部♪

眼鏡は顔の一部～♪という懐かしいCMのフレーズ、覚えている方も多いのではないでしょうか？
あのフレーズのように実は「靴もカラダの一部」といえるかもしれません。
私たちが日常的に使う靴は、見た目やデザインだけだんく、実は体に与える影響も非常に大きいのです。


歩き方に何らかの問題があると、靴底が偏って削れる、かかとの部分が不自然に倒れる、などのサインが現れます。これらは単なる靴の劣化ではなく、
私たちの体にかかる負担を示している兆候です。
例えばある患者さんがはいていた靴が歩き方の癖によりかかとが非対称に削れていました。この状態の靴を履き続けることが、実は腰痛や肩こりさらには頭痛をひきおこしていた原因となっていたのです。


靴底の減り方やかかとの倒れ方は歩き方の癖や体の歪みを反映する非常にわかりやすい指標です。
歩き方が不自然だと、その影響は足元だけでなく、全身に波及してしまいます。
足のアーチが崩れたり、足首や膝に負担がかかることでさらに、腰や肩にまで影響が出てしまいます。そしてそれが積もり積もって体全体のバランスを崩し、日々の疲れや痛みを引き起こしてしまうこともあります。


さらに重要なのはこれらの兆候を見逃してしまうことです。靴の状態が悪いままだと歩きづらさや疲れがどんどん増していきますし、そのまま歩き続けることで体の歪みがさらに進行する恐れもあります。
特に靴のヒール部分の倒れ方や摩耗具合は、足や体の歪みを反映する重要な部分です。靴が歪んでいることでその歪みが体全体に伝わり痛みや不調を引き起こす原因となってしまうのです。

ではどうすればよいでしょうか？


まず自分の靴をチェックしてみましょう


歩き方に問題がある場合、靴がその影響を受けて変形してしまいます。
そのため靴の状態をしっかりと確認し、必要に応じて新しいものに買い替えたり修理したりすることが大切です。
靴のコンディションを要綱に保つことが子らだへの負担を減らし歩きやすさを取り戻すための第一歩となります。